
寒い季節のキャンプや車中泊で、夜になると一気に冷え込むことってあります。
そんなときに恋しくなるのが、じんわり体を温めてくれる「湯たんぽ」
でも、「湯たんぽを持ってくるのを忘れた!」「急に冷え込んできたけど、何か代わりになるものはないかな?」
──そんな経験をした方も多いのではないでしょうか。
身のまわりの道具や飲料ボトルなどを工夫すれば、お湯や熱をうまく活かして“湯たんぽ代用”を作ることができます。
この記事では、“実際に使える代用品”を一つずつ紹介しながら、安全にあたたまるためのコツや注意点もわかりやすくまとめました。
「やっぱり本格的な湯たんぽが一番安心」という方のために、使いやすいおすすめ湯たんぽも紹介します。
- ペットボトルで湯たんぽ代用はできる?
- 耐熱性ペットボトルを使う場合の注意点
- アルミボトル缶は湯たんぽ代用として使える?
- ナルゲンボトルは湯たんぽ代用におすすめ
- 使い捨てカイロを湯たんぽ代用に
- ジップロックは湯たんぽ代用として使える?
- 人気のおすすめ湯たんぽ
- YUSIDO 湯たんぽ(充電式)
- マルカ 湯たんぽ(金属製・直火対応)
- タンゲ化学工業 立つ湯たんぽ(2.6L)
- 湯たんぽ代用のメリットとデメリット
- メリット
- デメリット
- まとめ


参考リンク
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ペットボトルで湯たんぽ代用はできる?
「ペットボトルにお湯を入れて、湯たんぽ代わりにしている!という話、一度は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか」
手軽にできて便利そうに思えますが、実はこの使い方はあまりおすすめできません。
ペットボトルはもともと「飲み物を入れるための容器」として作られており、高温のお湯を入れることは想定されていません。
素材に使われているPET(ポリエチレンテレフタレート)は熱に弱く、温度が高いお湯を入れると変形してしまうことがあります。

「実際、キリンの公式Q&Aでも次のように案内されています」
「飲み終わった空のペットボトルにお湯を入れると、縮んでしまうことがあります。60℃程度のお湯でも変形する恐れがあります」ペットボトルを湯たんぽ代わりに使うのは危険。
熱湯を入れるとボトルがやわらかくなったり、破損して中のお湯がこぼれ、やけどをしてしまうおそれもあります。

関連リンク
「炭酸飲料用(コーラやサイダーなど)のボトルは、圧力には強くても熱には弱い構造」
水やお茶用(いろはす・伊右衛門など)のペットボトルも同様で、どのタイプもお湯を入れることには向いていません。
見た目はしっかりしていても、ペットボトルは「耐熱容器」ではありません。
湯たんぽの代用に使うのは避けて、安全な方法を選ぶのがおすすめです。

📌ペットボトルを代用に使うと起きるリスク
⚠️容器の変形や破裂
⚠️フタのゆるみから熱湯がこぼれる
⚠️やけどや寝具が濡れてしまう
耐熱性ペットボトルを使う場合の注意点
「コンビニや自販機で見かけるHOT飲料専用のペットボトル」
通常のペットボトルとは違い、熱い飲み物を入れることを想定して作られています。
素材や形状に少し工夫がされていて、80℃前後までの温度に耐えられるように設計されています。
注意したいのは、メーカー自身が「お湯を入れて使っていい」とは明言していないという点。

「実際に、飲料メーカーでは次のように案内されています」

サントリー公式FAQ
ペットボトルに熱いものを入れると、容器が縮んで中味液がこぼれ、火傷をする恐れがありますのでお止めください。
コカ・コーラ公式FAQ
缶やペットボトルの容器ごと、湯煎したり、直火のそばに置いたり、お湯の中に入れることは、破裂する恐れがあるため大変危険です。
「どのメーカーも耐熱温度は○℃まで大丈夫とは明記していません」
どうしても湯たんぽの代用として使いたい場合は、次のポイントを守れば比較的安全に使えます。

📌お湯の温度は80℃以下にする
✅熱湯(100℃)を入れると変形や破損の原因になります。
📌厚手のタオルで包む
✅やけど防止にもなり、保温時間も長くなります。
📌就寝中は体の下に置かない
✅万が一漏れた場合のやけどを防ぐため。
アルミボトル缶は湯たんぽ代用として使える?
「最近では、BOSSやジョージアなどに使われているアルミボトル缶は、見た目がしっかりしていて、ペットボトルよりも熱に強く、実際にお湯を入れても変形しにくい素材」
製造の段階でも、ホットコーヒーなどを約85〜90℃のお湯で充填しているため、構造的には、ある程度の熱に耐えられるように作られています。
ただし、注意したい点もあります。飲料メーカーや缶メーカーの公式サイトを調べても、「この温度までなら安全にお湯を入れられます」と明記されている情報はありません。
「アルミボトル缶は高温にも強いけれど、家庭でお湯を入れることは想定されていない」というのが正確なところ。

⚠️内側には樹脂コーティングがある
中身の風味を保つために、缶の内側にはコーティングが施されています。100℃を超えるようなお湯を入れると、このコーティングが劣化してしまう恐れがあります。
⚠️熱伝導が高く、表面がとても熱くなる
アルミは熱をよく伝えるため、熱湯を入れると缶の表面まで一気に熱くなります。そのまま触ると火傷をしてしまうこともあるので、必ずタオルや布で包んでから使うのがポイント。
⚠️キャップの締めすぎに注意
お湯を入れた直後は内部の空気が膨張しやすく、キャップを強く締めすぎると缶が歪んだり、キャップが開かなくなることもあります。入れた直後は軽くフタを閉めて、冷めてからしっかり締めると安心。
「お湯を入れるときは、80〜90℃くらいにとどめるのが安全です」
沸騰直後の熱湯は避けて、少し冷ましてから入れると安心。
お湯を注いだら、軽くキャップを閉めて厚手のタオルで包みましょう。
アルミ缶は熱が逃げにくく、短時間であればしっかり保温できるのがメリットです。

ナルゲンボトルは湯たんぽ代用におすすめ
「キャンプや登山が好きな方なら、一度は耳にしたことがあるナルゲンボトル」
アメリカ・ニューヨーク州に本社を置くナルゲン社が作っている人気のボトルで、世界中のアウトドア愛好家に愛されています。

「ナルゲンボトルの魅力は、軽さと丈夫さ、高い気密性」
キャップ部分にパッキンを使っていないのに水漏れしにくく、持ち運びのときも安心。
落としても割れにくく、長く使えるのも人気の理由のひとつ。

📌注目したいのが、優れた耐熱・耐冷性能。
✅−20℃から100℃までの耐冷・耐熱性
「沸騰したお湯をそのまま入れても大丈夫なくらい、高い耐久性を持っています」
そのため、寒い季節のキャンプでは、「湯たんぽ代わり」として使う人も多いです。
ナルゲンボトルを湯たんぽとして使うコツは、下記の通り。

📌お湯を入れたらタオルで包む
✅直接触ると熱いので、やけど防止にもなります。タオルを巻くことで保温力もアップします。
📌シュラフ(寝袋)の足元に入れる
✅足先を中心に温めることで、全身がじんわりあたたまります。
📌寝る前にセットしておく
✅朝までほんのりぬくもりが続き、冷え込む夜でも快適に眠れます。
「ナルゲンボトル自体には、保温機能(魔法瓶のような構造)はありません」
そのため、タオルやフリースなどを使って、熱を逃がさない工夫をするのがポイントです。
気温が下がる冬キャンプでは、布や寝袋の中にしっかり包んで使うと長持ちします。
外気に直接触れると冷めやすいので、温もりを閉じ込める工夫をしてあげましょう。

「ナルゲンボトルの口コミと評判は、下記のような感じ」

使い捨てカイロを湯たんぽ代用に
「お湯を沸かすのが大変!夜中に冷え込んでしまいそうで不安!そんなときに便利なのが、使い捨てカイロ」
袋を開けて軽く振るだけでじんわり温かくなり、特別な準備や道具がいらないのがうれしいポイント。
やわらかいぬくもりが、ゆっくり広がっていきます。

「お湯を使う湯たんぽと違って、お湯をこぼしてしまう心配がないのも安心」
車中泊やソロキャンプなどで火を使いにくいシーンでは、カイロはとても心強いアイテム。小さくて軽いので荷物にもならず、思い立ったときにすぐ使える手軽さが魅力です。
使い捨てカイロはサイズが小さいため、温められる範囲は限られています。
湯たんぽのようにシュラフ全体を温めることは難しいので、「手足の先」「お腹まわり」など冷えやすい部分を重点的に温めるポイント使いがおすすめ。

ジップロックは湯たんぽ代用として使える?
「湯たんぽを忘れた!急に冷え込んできた!そんなときに、ジップロックを使った簡易湯たんぽが役立つことがあります」
ジップロックはもともと食品を保存するための袋ですが、お湯を入れれば、短時間だけあたたかさを感じられる応急代用品として使うことができます。

📌どうして使えるの?
✅ジップロックの素材(ポリエチレンやナイロン)は、お湯の熱をある程度まで耐えられる性質があります。
✅「フリーザーバッグタイプ」なら耐熱温度が約100℃と高めで、お湯(80℃前後)を入れても溶ける心配が少ないとされています。
✅ただし、長時間の使用や熱湯(100℃)の使用はNG。袋が変形したり、破れてお湯がこぼれる危険があります。
「ジップロックを湯たんぽ代わりに使うときは、以下のような使い方をすると安心」

👉お湯は80℃以下に冷ましてから入れる
✅沸騰直後のお湯は袋が変形するおそれがあります。
👉袋を二重にする
✅万が一の漏れ防止に、2枚重ねにすると安心。
👉厚手のタオルで包む
✅やけど防止と保温効果を高めるために。
👉体の下に置かない
✅寝ている間に圧がかかると、袋が破れてお湯が漏れる可能性があります。
「ジップロック湯たんぽは、あくまで応急的なあたためアイテム」
保温時間は短時間ですが、手軽にできて安全に使えるのが魅力。
ジップロックはあくまで“食品保存用”。長時間使う湯たんぽの代わりとしては向きません。

人気のおすすめ湯たんぽ
YUSIDO 湯たんぽ(充電式)
📌こんな人におすすめ
🔸お湯を使わず、安全に使いたい方
🔸電気毛布の乾燥が気になる方
🔸コスパ重視で、繰り返し使える湯たんぽを探している方
🔸ペットや子どもがいる家庭で安心して使いたい方
「YUSIDOの湯たんぽは、8〜15分の充電で最長12時間も温かさが続く優れもの」
お湯を入れる必要がなく、繰り返し使えるのでとてもエコ。電気代も1回あたり約1.5円ほどとお手頃で、寒い季節でも安心して使える省エネタイプの湯たんぽです。
安全設計も万全で、水と電気が完全に分離されているため、漏電の心配がありません。
過充電防止機能が付いているので、うっかり充電を忘れても安心です。

「温度コントロールセンサーを搭載しており、過熱時には自動で電源がオフになる仕組みになっています」
寝室やオフィスはもちろん、キャンプや車中泊などでも活躍します。
YUSIDO 充電式湯たんぽの口コミと評判は、下記のような感じ。

マルカ 湯たんぽ(金属製・直火対応)
📌こんな人におすすめ
🔸昔ながらの湯たんぽの温もりが好きな方
🔸電気を使わず、自然な熱で温まりたい方
🔸直火で温めたいキャンパー・アウトドア派の方
🔸丈夫で長く使える湯たんぽを探している方
🔸朝までしっかり温かさが続くタイプを求める方
「昔ながらの湯たんぽといえばコレ!と言われるほど定番なのが、100年以上の歴史を持つマルカ株式会社(兵庫県尼崎市)の金属製湯たんぽ」
素材は溶融亜鉛メッキ鋼板。丈夫で長く使え、直火やIHクッキングヒーターにも対応しています。
お湯を沸かして移す手間がなく、本体をそのまま火にかけて温められるので便利。

「表面は波形デザインになっており、暖房面積が広く、強度もアップしています」
内部には「支柱」が入っているため、温度が下がってもへこみにくい構造。

「夜にお湯を入れてセットしておけば、朝までしっかり暖かさが続きます」
我が家でもマルカの湯たんぽ(2.5L)を愛用しています。

「マルカの湯たんぽの口コミと評判は、下記のような感じ」

タンゲ化学工業 立つ湯たんぽ(2.6L)
📌こんな人におすすめ
🔸初めて湯たんぽを使う方
🔸軽くて扱いやすいタイプを探している方
🔸洗えるカバーで清潔に使いたい方
🔸自宅やデスク下、キャンプなど幅広く使いたい方
🔸倒れにくく注ぎやすい形を重視する方
「お湯を注ぐときに安定しない!倒れやすい!という声に応えて生まれたのが、タンゲ化学工業の立つ湯たんぽ」
底が平らで自立するため、お湯を注ぐときに両手が使えてとても便利。
軽くて持ち運びしやすく、容量は2.6Lとたっぷりサイズ。

「素材はポリエチレンで、軽量ながらしっかりした作り。専用のカバーは洗濯もできるので、清潔に使い続けられます」
国産メーカー(日本製)ならではの品質の高さも安心ポイント。
タンゲ化学工業 立つ湯たんぽの口コミと評判は、下記のような感じ。

湯たんぽ代用のメリットとデメリット
メリット
📌身近なもので手軽に作れる
⭕ペットボトルやカイロなど、特別な道具がなくてもすぐ用意できるのが魅力。キャンプや車中泊、災害時などでもすぐに使える手軽さがあります。
📌コストがかからない
⭕新しく湯たんぽを買わなくてもOK。おうちにあるもので代用できるので、節約にもつながります。
📌軽くて持ち運びやすい
⭕ペットボトルやカイロは軽量で、寝袋の中や足元などに入れて使いやすいです。
📌電気を使わない自然な温もり
⭕お湯の熱であたためるので、乾燥しにくく、じんわりと体の芯から温まる感覚が得られます。

デメリット
📌長時間の保温は難しい
⚠️ペットボトルなどは冷めやすく、時間がたつとすぐぬるくなってしまうことがあります。
📌やけど・破損のリスクがある
⚠️お湯の温度が高すぎると、ペットボトルが変形する危険性があります。寝るときは、直接肌に触れないよう注意が必要です。
📌メーカーが推奨していない使い方も多い
⚠️ペットボトルやアルミボトル缶は、飲料用に作られているため、“お湯を入れる用途”としては公式に保証されていません。
📌本格湯たんぽと比べると持続性が低い
⚠️代用品はあくまで「応急的」な使い方。長時間温めたい場合や安全性を重視するなら、専用の湯たんぽを使うほうが安心です。

まとめ

寒い夜のキャンプや車中泊では、ちょっとした工夫であたたかさが大きく変わります。
湯たんぽの代用品は、ペットボトルやアルミボトル、カイロなど、身近なものを使って手軽に“ぬくもり”を作れるのが魅力です。
ただし、どの代用品にも「長時間の保温が難しい」「素材によっては破損ややけどの危険がある」など、注意すべき点もあります。
あくまで、一時的な応急あたためとして使うのが安心です。
しっかり朝まで温まりたいときや、安全性を重視したい場合は、本格的な湯たんぽを使うのがおすすめ。
最近は充電式タイプや金属製・軽量タイプなど、使い勝手の良いモデルも増えています。
どんなアイテムを選ぶにしても大切なのは、「安全に・無理なく・心地よく」あたたまること。
お湯の温度や使い方に注意しながら、自分に合った方法で冬の夜を快適に過ごしてみてください。
以上、「【実際に試した】湯たんぽの代わりになるものは?キャンプでおすすめ」でした。
Q:湯たんぽの代わりになるものはある?
A:ペットボトルやアルミボトル、ジップロック、使い捨てカイロなど、身近なものを使って簡単に代用できます。ただし、長時間保温は難しいため、応急的な使い方として利用するのがおすすめです。
Q:ペットボトルで湯たんぽ代用は危険?
A:ペットボトルは耐熱性が低く、60℃前後でも変形するおそれがあります。特に通常のPETボトルは熱湯を入れると破損・変形しやすく、やけどの危険があるためおすすめできません。
Q:HOT飲料用のペットボトルなら湯たんぽ代わりに使っても大丈夫?
A:一般的なHOT飲料用ボトルは80℃程度まで耐えられますが、メーカーは「お湯を入れる用途」を推奨していません。使う場合は80℃以下に冷ましたお湯を入れ、タオルで包んで短時間使用にとどめましょう。
Q:アルミボトル缶は湯たんぽの代わりになる?
A:アルミ缶は熱に強く、お湯を入れても変形しにくい素材です。ただし表面が非常に熱くなり、内側のコーティングが劣化する可能性もあるため、80〜90℃程度のお湯を入れ、必ず布で包んで使いましょう。
Q:ナルゲンボトルは湯たんぽ代用に向いてる?
A:はい。ナルゲンボトルは−20℃〜100℃まで対応し、熱湯を入れても変形しない高い耐久性があります。タオルで包み、寝袋の足元に入れると、朝までじんわり温かさが続きます。
Q:湯たんぽ代用としてナルゲンボトルを使うときのコツは?
A:沸騰直後ではなく少し冷ましたお湯を入れ、厚手のタオルやフリースで包んで使いましょう。寝袋の中に入れると保温力がアップします。
Q:使い捨てカイロは湯たんぽの代わりになる?
A:なります。お湯を使えないときや火を使えない車中泊では非常に便利。手足やお腹など、冷えやすい部分を重点的に温めるのが効果的です。
Q:ジップロックで湯たんぽ代用はできる?
A:「フリーザーバッグタイプ(耐熱約100℃)」なら短時間の応急用に使えます。お湯は80℃以下に冷まして入れ、袋を二重にして厚手のタオルで包むと安全です。ただし長時間使用は避けましょう。
Q:湯たんぽの代わりにおすすめのアイテムは?
A:充電式湯たんぽの「YUSIDO」、直火対応の「マルカ湯たんぽ」、軽量で扱いやすい「タンゲ化学工業の立つ湯たんぽ」などが人気です。どれも繰り返し使えて経済的です。
Q:キャンプで安全に湯たんぽ代用品を使うコツは?
A:お湯の温度は80℃以下にし、必ず厚手の布で包みます。寝るときは体の下に置かず、足元などに配置すると安全です。
Q:湯たんぽ代用を使うメリットは?
A:お金をかけず、身近なもので手軽に温まれる点。キャンプや災害時など、急な冷えにも対応できます。
Q:湯たんぽ代用のデメリットは?
A:保温時間が短く、やけどや破損のリスクがあること。長時間暖を取りたい場合は専用湯たんぽを使用するのが安心です。
Q:キャンプで湯たんぽを使うときの注意点は?
A:高温すぎるお湯を避け、しっかりフタを閉めること。寝袋の中ではタオルや袋で包み、低温やけどを防ぐのが大切です。
Q:湯たんぽの代用はどんなシーンで役立つ?
A:キャンプ・車中泊・災害時・停電時など、火や電気が使えない状況で特に重宝します。
Q:冬キャンプで湯たんぽ代わりに使える裏技は?
A:お湯を入れたナルゲンボトルを靴下に入れて使うと、即席の簡易湯たんぽになります。靴下が断熱材代わりになり、温度が長持ちします。
Q:湯たんぽの代用に最も向いている素材は?
A:耐熱100℃前後まで対応できる素材(ポリカーボネート・トライタン製など)が安全でおすすめ。ナルゲンボトルが代表的です。
Q:ペットボトル湯たんぽの保温時間はどのくらい?
A:材質や気温にもよりますが、1〜2時間程度が目安。夜通し温かさをキープするのは難しいです。
Q:湯たんぽを忘れたとき、一番簡単な代用品は?
A:使い捨てカイロです。袋を開けるだけで暖かくなり、安全性も高いので初心者にもおすすめです。
Q:湯たんぽ代用と本格湯たんぽ、どちらがいい?
A:短時間の防寒なら代用品でもOKですが、長時間・安全性を求めるなら本格湯たんぽのほうが安心です。
| ペットボトルで湯たんぽ代用はできる? | 「ペットボトルにお湯を入れて湯たんぽ代わりにしている」という方法はよく聞きますが、実際にはおすすめできません。ペットボトルは高温に弱く、60℃程度でも変形することがあります。飲料用として設計されているため、熱湯を入れると破損・やけどの危険があります。 |
| 耐熱ペットボトルは使える? | コンビニのHOT飲料用ペットボトルは80℃前後まで耐えられますが、メーカーは「お湯を入れて使用」を推奨していません。使う場合は80℃以下のお湯を入れ、厚手のタオルで包み、短時間使用にとどめましょう。 |
| ペットボトル湯たんぽの危険性 | 容器の変形・破裂、フタの緩みからの漏れ、やけどの危険があります。特に炭酸飲料用ボトルは圧力に強くても熱には弱く、湯たんぽ代用には向きません。 |
| 安全に使うためのポイント | ①お湯は80℃以下にする ②厚手のタオルで包む ③就寝中は体の下に置かない──この3点を守れば比較的安全に使えます。 |
| アルミボトル缶で代用はできる? | アルミ缶は熱に強いですが、内側にコーティングがあり100℃以上では劣化の恐れがあります。80〜90℃程度のお湯を入れ、キャップを軽く締めてタオルで包むと短時間の保温が可能です。 |
| ナルゲンボトルは湯たんぽ代用におすすめ? | はい。−20℃〜100℃に対応し、熱湯を入れても変形しません。タオルで包んで寝袋の足元に入れると、朝まで暖かさが続きます。 |
| ジップロックで湯たんぽ代用は可能? | フリーザーバッグタイプなら80℃程度までのお湯で応急的に使えます。袋を二重にし、厚手のタオルで包み、体の下に置かないように注意しましょう。 |
| 代用品を使うときの注意点 | 長時間の保温は難しく、やけどや破損の危険があります。メーカーが想定していない使い方になるため、応急的な防寒目的で使うのが安全です。 |
