キャンプ好きの方なら、一度は耳にしたことがある「イワタニ ジュニアコンパクトバーナー」
手軽に使えて、しかもコンパクト。
シングルバーナーの中でも圧倒的な人気を誇る定番アイテム。
わが家でも、キャンプや庭ごはんに大活躍していますが——
実際に使ってみると、気になってくるのが「遮熱板(輻射板)は必要なのか?」という疑問。
ネットでも「遮熱板は付けたほうがいい」「いや、なくても大丈夫」など意見はさまざま。
今回は、イワタニ公式の情報や実際に使用してみた感想をもとに、
「遮熱板って本当に必要?」「どんなときにあったほうがいい?」といった疑問を、できるだけわかりやすくまとめました。
遮熱板の選び方やおすすめ商品(我が家が使っているものも紹介!)についても詳しく紹介していきます。
これから購入を考えている方、すでに使っているけれどちょっと不安…という方の参考になればうれしいです。
- イワタニ公式見解:基本的に遮熱板は必要ない
- 輻射熱は危険!爆発する?遮熱板の必要性は状況次第
- 使用できない器具がある
- 遮熱板は本当に不要?再検討すべき理由
- 我が家は輻射板を購入しました
- おすすめの輻射板「FUTURE FOXステンレス防熱板」
- 使用時のポイントと注意事項
- まとめ|イワタニ ジュニアコンパクトバーナーに遮熱板は必要?
参考リンク
イワタニ公式見解:基本的に遮熱板は必要ない
「イワタニの公式見解によると、ジュニアコンパクトバーナーは、取扱説明書に記載された条件で使えば、遮熱板(輻射板)は不要とされています」
室温30度の環境で、直径22cmの鍋を使用しても、ボンベ温度は安全な範囲内(25〜35度)に収まるとのこと。
以下のように明確な使用条件が示されています
✅使用可能な鍋サイズ:直径18cmまで(鍋底16cm以下)
「この範囲内で調理を行う限り、遮熱板を使わなくても安全に使用できる設計になっています」
輻射熱は危険!爆発する?遮熱板の必要性は状況次第
「注意しておきたいのが輻射熱の存在」
イワタニのジュニアバーナーを使う際には、輻射熱に十分注意が必要。
「カセットボンベが調理器具からの熱で過度に熱せられると、ボンベ内の圧力が異常に上昇し、最悪の場合、爆発するおそれもあります」
公式が「遮熱板は不要」としているのは、あくまで適切な器具と環境で使用した場合。
キャンプでは、風や気温、日光の照り返しなど、思いもよらない条件が重なることも多く、安全のためには輻射熱をどう防ぐかが大きなポイントになります。
使用できない器具がある
「イワタニ ジュニアコンパクトバーナーは「輻射板が付いていない」設計のため、輻射熱が強く発生する器具には非対応」
熱を一点に集中させたり、高温になりやすかったりするため、輻射熱の影響でボンベが過熱する可能性があります。
以下のような器具は、使用NGとされています。
✅セラミック付き焼き陶器
✅石板
✅陶板
✅セラミックを使用した焼肉器
✅魚焼き器
✅省エネごとく
✅省エネリング
✅その他、輻射熱が強い調理器具
遮熱板は本当に不要?再検討すべき理由
「18cm以下の鍋やクッカー(鍋底16cm以下)を使っていれば、遮熱板は原則必要ありません」
しかし、実際のキャンプシーンでは「そうもいかない」場面が多いのです。
たとえば――
✅ラージメスティンはサイズオーバー
「ラージメスティンは、横幅が20cm以上あるので、公式が推奨するサイズを超えてしまいます」
「底面が16cm以下」であれば問題ないケースもありますが、ぎりぎりのサイズになるとボンベに熱が伝わりやすくなり、やはり不安。
「焼肉プレートやミニロースター、バーナーパットなどは、鉄板や金属メッシュで輻射熱が生じやすいため、ボンベへの熱影響が懸念されます」
焼肉用プレートは面積が大きく、熱が逃げにくいため注意が必要。
「夏場の日差しの強い日に、日向で調理をすることもあると思います」
その場合、気温+輻射熱がボンベに与える影響は決して軽視できません。
我が家は輻射板を購入しました
「我が家では、念のために輻射板を導入しました」
「絶対必要ではない」かもしれませんが、安全のための安心材料として役立っています。
「100均のウィンドスクリーンを輻射板の代用として使っている方もおられますが、正直なところ見た目にこだわる方には少し物足りないかもしれません」
キャンプでは機能性ももちろん大切ですが、お気に入りのギアでサイト全体の雰囲気を楽しむというのも魅力のひとつ。
道具のデザインや統一感って、意外と気になるポイント。
おすすめの輻射板「FUTURE FOXステンレス防熱板」
「我が家が使用しているのは、FUTURE FOXから発売されているステンレス防熱板」
イワタニジュニアコンパクトバーナーにジャストフィットする設計で、輻射熱をステンレス板がしっかり受け止めて冷却してくれます。
結果として、カセットボンベに直接熱が届きにくくなり、安全性が格段に向上します。
「FUTURE FOXステンレス防熱板の特徴は、下記のような感じになっています」
磁石付きでしっかり固定
✅使用中にズレない!逆さにしても落ちない強力磁力。
取り付け・取り外しが簡単
✅挿入口もシンプルで、スッと差し込むだけ。
見た目がスマート
✅シンプルなステンレス製で、ジュニアバーナーとの見た目の相性も◎。
安心の耐久性と安定感
✅他社製より少し高価ですが、安全性と便利さを考えると納得の価格。
「イワタニのジュニアバーナーで、ラージメスティン、焼き網、鉄板、スキレットなどを使用する予定がある方には、FUTURE FOXの輻射板がおすすめ」
実際に我が家も使っていますが、精神的にも安心感があり、使用中の不安がグッと減ります。
「ちょっと不安かも…」と感じている方は、安全対策の一つとして、輻射板の導入をぜひ検討してみてください。
FUTURE FOXステンレス防熱板の口コミと評判は、下記のような感じ
使用時のポイントと注意事項
「遮熱板の有無にかかわらず、安全にバーナーを使用するためには、以下のポイントに注意してください」
✅鍋サイズは18cm以下(鍋底16cm以下)を守る
✅安定した平らな場所で使用する
✅周囲に可燃物を置かない
✅長時間連続で加熱しない
✅火を使う環境(気温・日差し・風)に配慮する
まとめ|イワタニ ジュニアコンパクトバーナーに遮熱板は必要?
「イワタニ ジュニアコンパクトバーナーに遮熱板は必要か?」というテーマで、実際の使用感や公式の注意点、輻射熱の危険性、そして我が家で実際に使用しているおすすめの輻射板まで、詳しくご紹介してきました。
結論としては、
✅鍋底16cm以下のクッカーや鍋を使う限りは、遮熱板(輻射板)は基本的に必要ない
✅焼肉プレートやミニロースター、サイズの大きいメスティンを使う場合や、真夏など高温環境では輻射熱の影響に注意が必要
✅万が一の安全や安心感のために、遮熱板を用意しておくと心強い
というのが正直なところです。
輻射熱によるカセットボンベの過加熱は非常に危険で、最悪の場合爆発につながるリスクもあります。
「大丈夫だろう」と思っていても、屋外では想定外の状況もよくあります。
我が家では、安全第一を考えてFUTURE FOXのステンレス防熱板を使用しています。
磁力でしっかり固定できてズレにくく、見た目もスタイリッシュ。安心感がまるで違います。
遮熱板は必須アイテムではないかもしれませんが、「あると安心できる道具」のひとつ。
ジュニアコンパクトバーナーをこれからもっと快適・安全に使いたい方は、ぜひ一度検討してみてください。
以上、「【実際に調べた】イワタニ ジュニアバーナーに遮熱板は必要?100均は?爆発する?」でした。
Q. イワタニのジュニアコンパクトバーナーに遮熱板は本当に必要ないの?
A. イワタニの公式見解では、取扱説明書通りに使えば遮熱板は不要とされています。具体的には、室温30度の環境で直径22cmの鍋を使用しても、ボンベ温度は安全範囲(25〜35度)に収まるとのことです。ただし、使用条件として鍋の直径は18cm以下、鍋底は16cm以下が推奨されています。
Q. 遮熱板が必要になるのはどんな時?
A. キャンプなどの屋外では、直射日光や風、気温の高さといった不安定な条件が加わることがあります。また、ラージメスティンや鉄板・焼肉プレートなど、輻射熱が強くなる器具を使う場合には、カセットボンベが過熱して危険な状態になることも。こういったケースでは遮熱板の使用を検討した方が安全です。
Q. 使用NGとされている調理器具はありますか?
A. はい、以下のような器具は使用しないよう注意が促されています。
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セラミック付き焼き陶器
-
石板
-
陶板
-
セラミックを使用した焼肉器
-
魚焼き器
-
省エネごとく
-
省エネリング
-
その他、輻射熱が強い器具
これらは輻射熱が強く、ボンベに熱が集中しやすいため、安全面でリスクがあります。
Q. 我が家では遮熱板を使っていますが、やはり安心感があります。
A. 実際に遮熱板を使っているキャンパーの中には、「絶対に必要ではないけど、精神的な安心のために使っている」という方が多いです。100均のウィンドスクリーンで代用している方もいますが、デザインやフィット感を重視するなら専用品が安心です。
Q. おすすめの遮熱板はありますか?
A. 「FUTURE FOX ステンレス防熱板」がおすすめです。イワタニ ジュニアコンパクトバーナーにジャストフィットし、磁石でしっかり固定され、ズレにくく、見た目もスマート。耐久性も高く、安心して使用できます。
Q. 遮熱板を使う・使わないに関わらず、気をつけるべき点は?
A. 安全に使うためには、以下のポイントを守るようにしましょう。
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鍋サイズは18cm以下(鍋底16cm以下)を守る
-
安定した平らな場所で使用する
-
周囲に可燃物を置かない
-
長時間連続で加熱しない
-
気温・日差し・風などの使用環境に配慮する
Q. 遮熱板を使わないと本当に爆発するんですか?
A. 条件が悪ければ、爆発のリスクはゼロではありません。遮熱板がない状態で、輻射熱がカセットボンベに直接当たり続けると、内部の圧力が異常に上昇し、破裂や爆発の可能性があります。特に高温時・直射日光下・風が少ない無風状態では、熱がこもりやすくなるため危険です。
Q. どんな状況が爆発の原因になりやすい?
A. 以下のような状況は、爆発事故の原因になりやすいとされています:
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真夏の炎天下での使用
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ラージメスティンなど大きめの調理器具を使用
-
焼肉プレートや鉄板を使用し続ける
-
遮熱板なしで連続加熱を続けた
-
ボンベと火元の距離が近い状態で使用
-
風防などで周囲を囲いすぎて熱がこもった
このような条件が重なると、ボンベが高温になりすぎて危険な状態になることがあります。
Q. 実際に爆発事故ってあるんですか?
A. はい、過去には複数の爆発事故が報告されています。
特に、遮熱板を使わずに調理プレートや鉄板を長時間使用し、輻射熱がボンベに伝わって爆発したケースがあります。
また、遮熱板の代用品(100均の風防など)で不十分な遮熱だった場合も、熱が想定以上にこもることがあり危険です。
Q. 爆発の前兆やサインはある?
A. 明確な「前兆」はない場合が多いですが、次のような症状が見られたらすぐに使用を中止してください:
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カセットボンベが異常に熱くなっている(触れないほど)
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バーナーの炎が不安定(ゴーッという音が大きくなる)
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火元の下部(ボンベ接続部)が熱を持っている
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器具に焦げや焼け跡ができている
これらは、輻射熱がボンベに影響を与えている可能性が高いサインです。
Q. 遮熱板があるだけで爆発は完全に防げる?
A. 遮熱板は「事故のリスクを下げる装備」ですが、万能ではありません。
正しいサイズの鍋を使い、風通しの良い環境で使用し、長時間の加熱を避けるといった基本的な使用ルールを守ることが最優先です。
遮熱板はあくまで「補助的な安全装備」として考えましょう。
Q. 爆発が怖いけど、遮熱板はかさばるし荷物が増える…
A. その気持ち、非常によくわかります。
ただ、実際に事故が起きた場合のダメージ(火傷・火事・器具の破損)を考えると、遮熱板は非常にコスパの高い安全投資とも言えます。
最近では、軽量で折りたたみ可能なタイプや、バーナーと一体化できる製品もあるので、安全と持ち運びのバランスを取ることもできます。
Q. 「爆発しない」と言い切れる条件ってある?
A. 「絶対に爆発しない」とは言い切れませんが、以下の条件を守れば、危険性を極限まで抑えることが可能です:
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鍋サイズは公式推奨の18cm以下(鍋底16cm以下)
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遮熱板を使う
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真夏の日中や直射日光下での調理は避ける
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焼肉プレートや鉄板など、輻射熱が強い器具は使用しない
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長時間の連続使用を避け、適度に休ませる
-
使用中はボンベに触れて温度確認をする(熱すぎると危険)
項目 | 内容 |
---|---|
イワタニ公式見解 | 取扱説明書に記載された条件であれば、遮熱板は不要。 |
想定環境 | 室温30℃、直径22cmの鍋使用でもボンベ温度は25〜35℃の安全範囲内。 |
公式の使用条件 | 鍋サイズは直径18cm以下(鍋底16cm以下)を推奨。 |
輻射熱の危険性 | ボンベが熱せられると爆発のリスクがある。キャンプなどの環境変化に要注意。 |
使用禁止器具 | セラミック付き焼き陶器、石板、陶板、セラミック焼肉器、魚焼き器、省エネごとく、省エネリング、他輻射熱の強い器具。 |
遮熱板が必要になるケース | ラージメスティン(20cm以上)、焼肉プレート、バーナーパットなど使用時。夏場や直射日光下でも注意。 |
我が家の対策 | FUTURE FOXのステンレス防熱板を使用中。磁石付きでズレにくく、見た目もスマート。 |
FUTURE FOX防熱板の特徴 | ・強力磁石でズレない ・簡単に取り付け・取り外し可能 ・ステンレスで見た目も良好 ・耐久性と安定性に優れる |
口コミと評判 | ・磁石が強力で取り付け簡単 ・ジュニアバーナーにぴったり ・遮熱性・耐久性ともに高評価 ・安心感があると好評 |
使用時の注意点 | ・鍋サイズ:直径18cm以下、鍋底16cm以下 ・平らな場所で使用 ・可燃物を周囲に置かない ・連続加熱を避ける ・気温・風・日差しに配慮する |