今回は「実際に刺されてわかった!キャンプで最強のブヨ対策」というテーマで、我が家の実体験を元に、ブヨに刺されたときの症状や応急処置、さらにしっかりと予防するための方法まで、できる限り詳しくまとめてみました。
キャンプ好きな方なら一度は経験があるかもしれませんが、自然の中には私たちが思っている以上に「気づきにくい危険」が存在します。
その中でも特に厄介なのが「ブヨ(ブユとも呼ばれます)」の存在。
「蚊に刺されたのかな?」と軽く思っていたら、翌日にはかゆみがどんどんひどくなって、赤く腫れて痛くなってきた……。実はそれ、ブヨに刺された可能性が高いです。
ブヨに刺された痛みとかゆみ、腫れの辛さ。どうすればその被害を防げるのか?
今回は我が家が実際にブヨに刺されて学んだ知識と、「これは絶対にやっておいた方がいい!」と思う対策をたっぷりとご紹介します。
- ブヨってどんな虫?
- ブヨに刺されたらどうなる?
- ブヨに刺されたときの応急処置3ステップ
- ブヨの活動時期と時間帯を知っておこう
- ブヨにも効く蚊取り線香「アース製薬のモンスーン」
- 最強のブヨ対策
- 虫除けスプレーは「塗り込む」がコツ
- 扇風機で風を送るだけでも効果あり
- 長袖・長ズボンで肌の露出を防ぐ
- ハッカ油の活用
- ブヨにも効く蚊取り線香「アース製薬のモンスーン」
- まとめ
参考リンク
ブヨってどんな虫?
「ブヨ(正式名称:ブユ)は、体長約2〜4mmの小さな昆虫で、見た目はコバエに似ています」
その生態は蚊とは異なり、皮膚を噛み切って血を吸うという特徴があります。主に清流や渓流などのきれいな水辺に生息し、春から秋にかけて活動が活発になります。
朝や夕方の涼しい時間帯に多く見られるため、キャンプの際は注意が必要です。
ブユ類は体長2~4mm程度の小型のハエのような吸血性の昆虫です
「ブヨは単独で行動するよりも「群れ」で動くことが多いのが特徴」
1匹見かけたら周囲に何匹も潜んでいるかもしれません。
うっかり油断していると、気づいた時には両足を5~6箇所も刺されていた……なんてことも。
ブヨに刺されたらどうなる?
「刺された瞬間はちょっと痛いだけだったけど、あとから猛烈にかゆくなってきた!まさに典型的なブヨの症状」
噛まれた直後はそれほど気にならなくても、時間が経つとじわじわと赤く腫れてきて、強烈なかゆみが始まります。
かゆみに加えて、熱を持つように腫れ上がり、触ると痛い。個人差はありますが、体質によっては水ぶくれになったり、1週間以上もかゆみと腫れが続くこともあります。
悪化すると「とびひ」のようになってしまったり、皮膚科での治療が必要になるケースも。
刺されている時は痛み、かゆみをほとんど感じないので気付かないのですが、吸血部に小さな出血点が見られるのが特徴です。刺されて半日くらいすると刺された所が赤く腫れて次第に激しいかゆみを生じます。
「ブヨに刺されたらなるべく早めの処置がとても大事」
我が家も下記の写真のように、対策をする前はブヨに刺されたことが何回もあります。
ブヨに刺されたときの応急処置3ステップ
「ブヨに刺されてしまったら、まずは慌てず、以下の手順で対処しましょう」
1️⃣患部を洗う
✅刺された場所をすぐに清潔な水で洗いましょう。ブヨの唾液成分にはアレルギー反応を引き起こす成分が含まれているので、少しでも早く洗い流すことが大切。流水がない場合は、ウェットティッシュでも構いません。
2️⃣毒素を絞り出す or ポイズンリムーバーで吸引
✅刺されたところを指で軽く押して毒素を出すのも有効ですが、できれば「ポイズンリムーバー(吸引器)」があると安心。早い段階で毒素を抜いておくと、かゆみや腫れがかなり軽減されます。
✅ブヨが多い清流のキャンプ場などに行く際は、できればポイズンリムーバーを用意して下さい。
3️⃣ステロイド系の薬を塗る
✅我が家で使っているのは「ムヒアルファEX」。ステロイドが配合されているので、炎症を抑え、かゆみを鎮めてくれます。患部を冷やしたあと、薬をしっかり塗って、必要に応じて絆創膏を貼って保護すると、掻きむしり防止にもなります。
ムヒアルファEXは、蚊にはもちろん、こんな虫さされなどにお使いください。
ダニ ノミ 毛虫 ムカデ クラゲ
✅ブヨが発生するキャンプ場を利用する際は、ムヒアルファEXを持参しましょう。
「ブヨに刺された箇所がかゆくてつい掻いてしまうと、赤く腫れたしこりが長く残ったり、場合によっては皮膚炎を引き起こすことがあります」
そんなときは、刺された部分に絆創膏を貼っておくと、無意識に掻いてしまうのを防ぐことができます。
ブヨの活動時期と時間帯を知っておこう
「ブヨは3月~10月くらいの暖かい時期に発生します」
梅雨から夏にかけて、湿度が高い季節に大発生することもあります。
「1日の中でも「ブヨが活発になる時間帯」が朝と夕方」
気温が20℃前後になるこの時間帯は、ブヨにとってはベストコンディション。
逆に日中の暑い時間帯や夜間は、ブヨの動きは鈍くなるため、ブヨの発生する時間帯を理解して対策をして下さい。
ブヨにも効く蚊取り線香「アース製薬のモンスーン」
「アース製薬のモンスーンは、もともと高温多湿な東南アジアで販売されている、しっかり効く蚊取り線香」
湿度や虫の多さに慣れている現地でも信頼されている商品。
ブヨにも効果があるので、清流のキャンプ場に行く際はおすすめ。
【適用害虫】ユスリカ、アブ、ブユ(ブヨ)
「モンスーンは、ブヨだけでなく蚊やアブなど、キャンプ場でよく見かける虫にもバッチリ効きます」
わが家でも、夏のキャンプには欠かせないアイテムのひとつ。
✅モンスーンの主成分は、ピレロイド系。
✅効き目が早いのに、人には優しい成分。
✅自然界での分解が早いので環境にも配慮されていて、安心して使えます。
「1巻で7時間ほど使用できるので、長時間虫を寄せつけません」
我が家では、テント設営と同時にまず足元にモンスーンをセットしています。
イスの下など、1人1個のモンスーンを足元に置くとさらに効果的。
関連リンク
【実際に調べた】アース虫よけ線香モンスーンの口コミと効果
「モンスーンの香りは、ラベンダーにほんのりお香が混ざったような感じ」
ツンとせず、長時間つけていても不快にならないやさしい香りです。
アース製薬の厳しい品質基準で生産されているので、安全性もお墨付き。
「100巻入りで1600円前後という手ごろさ」
キャンプで使用するには、十分な量が入っています。
「いろいろな蚊取り線香がありますが、最強の蚊取り線香と呼ばれているのがアース製薬のモンスーン」
口コミと評判は、下記のような感じ。
最強のブヨ対策
「実際にどうすればブヨの被害を防げるのか?実体験を元に、効果が高かったものをご紹介します」
虫除けスプレーは「塗り込む」がコツ
「虫除けスプレーは、振りかけるだけではなく、手でしっかりと塗り込むのがポイント」
顔以外の露出した肌すべてに、化粧水のように塗っていきましょう。
「選ぶときは必ず「ブヨにも効果あり」と記載されているものを選んでください」
「スキンベープミストやサラテクトミスト リッチリッチ30など、高濃度ディート配合タイプが安心」
扇風機で風を送るだけでも効果あり
「ブヨは小さくて軽いため、風に弱いです」
ポータブル扇風機を持っていくと、風でブヨを寄せ付けにくくなります。
おすすめはクレイモアのDCモーター搭載モデル。
「風力が強く、三脚や吊り下げも可能でキャンプでも大活躍」
長袖・長ズボンで肌の露出を防ぐ
「朝夕のブヨが多い時間帯には「長袖・長ズボン+靴下」がベスト」
足首は無防備になりがちなので要注意。
サンダルよりスニーカーがおすすめ。
ハッカ油の活用
「ハッカ油は、ブヨが嫌う香りの一つ」
ハッカ油を希釈してスプレーとして使用することで、ブヨ対策として期待できます。
肌が敏感な方は注意が必要です。
ブヨにも効く蚊取り線香「アース製薬のモンスーン」
「蚊取り線香もブヨ対策には有効」
我が家が愛用しているのが、アース製薬の「モンスーン」という海外向けの強力タイプ。
東南アジアの過酷な環境で使われているだけあって、その効果は抜群。
「火をつけると約7時間しっかりと燃え続け、蚊・ブヨ・アブなどを寄せつけません」
「足元に1人1個置いておくだけで、安心感がぐっと高まります」
香りはラベンダーのほんのりとしたやさしい香りで、煙も控えめなのでとても使いやすいです。
まとめ
ブヨは小さくても非常に厄介な虫。
知らないうちに刺されて強烈なかゆみに悩まされ、楽しいはずのキャンプが最悪になることもあります。
ブヨの生態をよく知り、効果的な対策をしっかり取っていれば、被害をかなり減らすことができます。
✅虫除けスプレーをしっかり塗り込む
✅ハッカ油の活用
✅朝と夕方に集中してブヨ対策をする
✅長袖・長ズボン・靴下を着用して肌の露出を減らす
✅扇風機や蚊取り線香で寄せ付けにくくする
✅刺されたらすぐに洗って、薬を塗る
この6つを意識しておけば、ブヨの被害を大幅に防げます。
清流のそばや標高が高いキャンプ場では特に要注意。
ぜひこの記事を参考にして、万全のブヨ対策でアウトドアを楽しんでください!
以上、「【実際に調べた】キャンプで最強のブヨ対策!刺されてわかった」でした。
Q:ブヨってどんな虫なの?
A:ブヨ(正式名称:ブユ)は、体長2~4mmほどの小さな虫で、見た目はコバエに少し似ています。でもその生態はまったく異なり、皮膚を噛み切って血を吸うのが特徴です。主に清流や渓流など、きれいな水辺に生息しており、春から秋にかけて活動が活発になります。特に朝夕の涼しい時間帯に多く出現するため、キャンプや川遊びのときには注意が必要です。
Q:ブヨに刺されるとどうなるの?
A:刺された瞬間は「ちょっとチクッとしたかな?」という程度の痛みですが、時間が経つにつれて強烈なかゆみと赤みが出てきます。人によっては熱を持って腫れたり、水ぶくれになることも。症状が長引くと1週間以上かゆみが続いたり、「とびひ」のような状態になることもあるので、早めの対処が大切です。
Q:ブヨに刺されたときの応急処置は?
A:以下の3ステップで対処すると、かゆみや腫れを軽減できます。
1️⃣ 患部を洗う
清潔な水で刺された部分をすぐに洗い流しましょう。ブヨの唾液にはアレルギー成分が含まれているので、なるべく早く洗い流すことが重要です。
2️⃣ 毒素を出す
指で軽く押して毒素を出したり、「ポイズンリムーバー」があればそれで吸引しましょう。早い段階で毒素を抜いておくと、症状の悪化を防げます。
3️⃣ ステロイド系の薬を塗る
「ムヒアルファEX」などのステロイド入り薬を塗ると、炎症を抑えてくれます。かゆくて掻きむしりそうなときは、絆創膏を貼って保護すると良いですよ。
Q:ブヨが出やすい時期と時間帯は?
A:ブヨは3月~10月の暖かい時期に活発になります。特に梅雨から夏の高湿度な季節に大量発生することも。時間帯としては朝と夕方が要注意。気温20℃前後の涼しい時間に活動が盛んになるため、この時間を避ける、または対策をしっかりしておくのが大切です。
Q:ブヨ対策には何が効果的?
A:実際に効果が高かったおすすめの対策を紹介します。
✅ 虫除けスプレーを塗り込む
「スキンベープミスト」や「サラテクトミスト リッチリッチ30」など、高濃度ディート配合タイプを使いましょう。振りかけるだけでなく、手でしっかり塗り込むのがポイントです。
✅ 風を送る
ブヨは風に弱いので、ポータブル扇風機(クレイモアなど)を持参すると効果的です。
✅ 肌の露出を減らす
朝夕は長袖・長ズボン+靴下がベスト。足元の無防備な部分も忘れずにカバーしましょう。
✅ ハッカ油スプレーを使う
ハッカ油の香りはブヨが嫌がるので、スプレーとして使うのも◎。肌が敏感な方は様子を見ながら使ってくださいね。
✅ 蚊取り線香「モンスーン」
アース製薬のモンスーンは、ブヨにも効果が高いと評判の蚊取り線香。ラベンダーのようなやさしい香りで、煙も控えめ。足元に置くとブヨが寄ってきにくくなります。
Q:ブヨに刺された跡がなかなか治らない…どうすれば?
A:かゆくて掻いてしまうと、しこりが長く残ったり、色素沈着になることも。なるべく触らず、薬を塗って絆創膏で保護しましょう。症状がひどい場合は皮膚科を受診するのが安心です。
Q:ブヨと蚊の違いって何ですか?
A:ブヨと蚊はまったく違う種類の虫です。蚊はストロー状の口で血を吸いますが、ブヨは皮膚を噛み切って出血させてから血を吸います。このため、ブヨに刺された方が症状が重く、腫れやかゆみが強く出やすいのが特徴です。蚊に効く虫除けでも、ブヨには効かないことがあるので注意が必要です。
Q:森林香とモンスーンの違いは?
A:どちらもアウトドア向けの強力な蚊取り線香ですが、森林香は国内用で煙が多め、モンスーンは海外(東南アジア)仕様でより高温多湿でも効果を発揮するように作られています。ブヨに特化して選ぶなら、「ブユにも効果あり」と明記されたモンスーンが安心です。価格と量で比べてもモンスーンの方がコスパが高いという声も多いです。
Q:ブヨ対策にディート以外の成分は効果ありますか?
A:「ディート」以外では「イカリジン」という成分も虫除けに使われています。イカリジンは子どもでも使える優しい成分ですが、ブヨへの効果はやや弱めとされています。ブヨが多い場所では、ディート高配合(30%程度)のスプレーを選ぶのがおすすめです。
Q:ブヨ対策は子どもにも使えますか?
A:ディート配合の虫除けスプレーは年齢制限があるものが多いため、6歳未満の子どもには「イカリジン」成分を使用したスプレーがおすすめです。ハッカ油スプレーも香りで寄せ付けにくくする効果がありますが、肌が敏感な子どもにはパッチテストしてから使いましょう。また、**物理的に肌を覆う(長袖・長ズボン)**のがもっとも安全な方法です。
Q:ポイズンリムーバーは必要?持っていないとダメ?
A:必須ではありませんが、あると非常に安心です。特に清流や川沿い、標高の高いキャンプ場ではブヨの発生率が高いため、早い段階で毒素を抜けるポイズンリムーバーがあるとかゆみや腫れを大幅に軽減できます。価格も手頃なので、アウトドア好きなら1つ持っておくと便利です。
Q:ハッカ油はどんなふうに使うのが効果的?
A:ハッカ油は水で薄めてスプレーとして使用します(例:水100mlにハッカ油5滴+エタノール少量)。衣服や靴下、テントの入口などにスプレーするだけでもブヨ対策に◎。肌に直接使う場合は、必ずパッチテストをしてからにしましょう。原液のまま肌に使うのはNGです。
Q:ブヨに刺されたとき、冷やすのは効果ある?
A:はい、刺された部分を冷やすことでかゆみや炎症をやわらげる効果があります。氷や冷たいタオルを使って冷やしたあと、ステロイド系の薬を塗るとさらに効果的です。腫れがひどい場合や、かゆみが長引く場合は皮膚科の診察を受けましょう。
Q:ブヨ対策は春キャンプでも必要ですか?
A:必要です。ブヨは3月ごろから活動を始め、春キャンプでも被害に遭うことがあります。気温が20℃前後になる春先や秋口も、ブヨにとっては好条件。とくに水辺に近いキャンプ場では春でもしっかりと対策をしましょう。
Q:「ブヨ対策」でおすすめの持ち物リストはありますか?
A:はい。以下のようなアイテムがあると安心です。
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虫除けスプレー(ディート30%配合のもの)
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ハッカ油スプレー
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ポイズンリムーバー
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ステロイド入りの塗り薬(ムヒアルファEXなど)
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蚊取り線香(アース製薬のモンスーン)
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長袖・長ズボン・靴下
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ポータブル扇風機(クレイモアなど)
これらをそろえておけば、ブヨ対策は万全です。
カテゴリ | 内容 |
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ブヨってどんな虫? | 体長2〜4mmの吸血性昆虫で、清流や渓流に生息。朝夕に活発化し、群れで行動する。 |
刺されたらどうなる? | 噛まれた直後は軽い痛みだけだが、後から強烈なかゆみと腫れが出る。悪化すると皮膚科の治療が必要なことも。 |
刺されたときの応急処置 |
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活動時期と時間帯 | 3月〜10月、特に梅雨から夏。朝夕(20℃前後)に活発化。 |
おすすめの対策 |
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最強のアイテム | 蚊取り線香「アース製薬のモンスーン」:ブヨ・蚊・アブに効く。1巻7時間、ラベンダーの香り、コスパ◎ |
口コミ |
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