
キャンプで快適に過ごすためには、地面からの冷気や凹凸を遮断する「銀マット」の存在がとても重要。
特に厚手の銀マットは、断熱性やクッション性に優れています。
価格も安く、「とりあえず1枚買っておこうかな」という手軽さも魅力。
手軽に購入できる銀マットですが、種類が多くて厚さもいろいろあるけど、どれが快適なの?と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
今回は、キャンプで快適に過ごせるのは、何mmの厚さの銀マットなのか?をじっくりご紹介していきます。
- 銀マットってどんなもの?
- 銀マットの厚さは何種類あるの?
- キャンプで分厚い銀マットを使った感想
- 実際に試した!8mm銀マットの快適性
- 8mm厚の銀マットを2枚重ね
- 15mmの極厚銀マットを試してみた!
- 銀マットの敷き方と向きは?
- キャンプスタイルに合った選び方
- 銀マットはコスパも最強
- まとめ


参考リンク
銀マットってどんなもの?
「銀マットは、発泡ポリエチレンなどのクッション素材に、アルミ蒸着(アルミを薄く吹き付けた加工)を施したマットのこと」
軽くて持ち運びやすく、断熱性に優れているのが特徴。
銀色の面が地面からの熱や冷気を遮断し、体温を反射してくれるため、寒い時期のキャンプには特に重宝されています。

「銀マットは寒い時期だけではなく、暑い季節にも役立ちます」
夏は銀色の面を下にして使うことで、地面からの熱気を遮断し、寝苦しさを和らげてくれます。

銀マットの厚さは何種類あるの?
「銀マットは厚さによって性能が大きく変わってきます」
市販されている厚さは、大まかに以下のように分けられます。

| 厚さ | 特徴 |
|---|---|
| 2mm〜5mm | とても薄くて軽い。レジャーシート代わりに◎。ただし寝るにはちょっと心もとない。 |
| 8mm前後 | 一般的な厚さ。クッション性・断熱性のバランスが良く、3シーズン対応。 |
| 10mm〜15mm以上 | いわゆる「極厚」タイプ。冬キャンプや砂利地でも安心のクッション性。 |
銀マット2mm〜5mm厚
✅特徴
➡軽量で持ち運びが容易。
✅適した環境
➡夏場や温暖な気候での使用。
✅注意点
➡断熱性やクッション性が低く、地面の凹凸や冷気を感じやすい。

銀マット8mm厚
✅特徴
➡断熱性とクッション性のバランスが良い。
✅適した環境
➡春〜秋のキャンプや、芝生サイトでの使用。
✅使用例
➡8mm厚の銀マットを2枚重ねることで、冬場でも快適に過ごすことが可能。

銀マット15mm厚以上(極厚)
✅特徴
➡高い断熱性とクッション性を持ち、地面の凹凸を感じにくい。
✅適した環境
➡冬場や砂利・土などの硬い地面での使用。
✅注意点
➡重く、収納時にかさばる。

キャンプで分厚い銀マットを使った感想
「実際に使ってみた感想を交えながら、それぞれの厚みについて詳しく解説します」

実際に試した!8mm銀マットの快適性
「8mm厚の銀マットは、軽くて折りたたみやすく、持ち運びもラク」
春から秋にかけてのキャンプなら、この厚みで十分です。
我が家も芝生サイトや、比較的フラットな地面で何度か使ってみました。

結果はというと…
✅地面の冷たさはほとんど感じない
✅膝立ちしても痛くない
と、かなり好感触。
「地面が砂利だったり、ゴツゴツした石があるサイトでは、8mm厚の銀マットではクッションが足りないと感じることがあります」
体重が一点にかかると痛みを感じる場面もあるので、そういうときは重ね使いがベター。

「我が家はユーザーの8mm厚の銀マットを使用」

「ユーザー以外の銀マットは、下記の通り」

8mm厚の銀マットを2枚重ね
「8mm厚の銀マットを2枚重ねて試してみました」

✅地面の凹凸がほぼ気にならない
✅硬い地面でも痛くない
✅冬でも冷気を感じず快適
「8mm厚の銀マットを2枚敷くことで、インフレーターマットやエアーマットなどを使わず、銀マットのみで寝ることもできます」
我が家はユーザーの8mm厚の銀マットを使用。

15mmの極厚銀マットを試してみた!
「15mmの極厚銀マットは、かなり分厚いので、地面の硬さを感じません」
地面が砂利や冬キャンプでも、15mm厚の銀マット1枚あれば快適。

✅冬でも地面からの冷気を感じず
✅地面の硬さやゴツゴツ感を感じない
✅寝る時のマットなどはいらない
「ユーザーから15mm厚の銀マットも発売されています」

銀マットの敷き方と向きは?
「忘れてはいけないのが、銀マットの向き」
銀マットの敷く向きを間違えると、せっかくの効果が半減してしまいます。

✅寒い時期は、銀色の面を上にして、体温を反射してくれるように。
✅暑い時期は、銀色の面を下にして、地熱を遮ってくれるように。
「テントの床下にグランドシート → 銀マット → その上にラグという順番で敷くと、より快適です」

関連リンク
【実際に調べた】キャンプ用ラグおすすめ|厚手・おしゃれ・大型サイズ
キャンプスタイルに合った選び方
「それでは、どんな人にどの厚さが向いているのか、ケース別にまとめてみましょう」

ソロキャンプなら…8mm1枚 or 2枚重ね
✅コンパクトさが大事なソロキャンパーには、8mm厚の銀マットが最適。
車で移動&ファミリーキャンプ派なら…15mm極厚タイプ
✅荷物の制限がない車移動の方は、15mm以上の極厚銀マットがおすすめ。
✅15mm厚の銀マットなら、地面の硬さや冷えからしっかり守ってくれます。
オールシーズン使いたいなら…8mmを2枚使い
✅汎用性の高さでいえばこの形が最強。
✅春〜秋は1枚、冬は2枚重ねで使えば、どんな季節でも対応できます。

銀マットはコスパも最強
「銀マットの一番のメリットは、お手頃価格で手に入りやすいのがポイント」
破れても気兼ねなく買い替えられ、雑に使っても気にならない。最近ではホームセンターやネット通販で、いろんな厚み・サイズのものが安価で手に入るようになっています。
「マットにお金かけたくないけど、寒いのも痛いのもイヤ」という方には、銀マットがぴったり。

「我が家は、ユーザーの銀マットを使用しています」

まとめ

ここまでいろいろとお話ししてきましたが、最後に銀マット選びのポイントをぎゅっとまとめておきます。
✅8mm厚は、軽くて扱いやすい。春〜秋のキャンプにおすすめ。
✅8mmを2枚重ねれば、冬でも快適&コスパ抜群。
✅15mm以上の極厚タイプは、地面が硬い場所や冬キャンプで最強!
✅敷き方と向きを間違えないことで、効果を最大限に引き出せる。
厚みのある銀マットは、寒さ・痛み・不快感から解放してくれる頼れる存在。
あなたのキャンプスタイルにぴったりの銀マットを見つけて、快適で楽しいアウトドアを過ごしてください。
以上、「【実際に調べた】キャンプで極厚・厚手の銀マットは何cmが快適?」
Q:銀マットってどんなもの?
A:銀マットは、発泡ポリエチレンなどのクッション材に、アルミを薄く吹き付けた加工(アルミ蒸着)を施したマットです。軽くて持ち運びがしやすく、地面からの冷気や熱気をしっかり遮断してくれるのが特徴です。
Q:銀マットは夏でも使えるの?
A:はい、夏も使えます。暑い時期は銀色の面を下にして敷くと、地熱を反射して寝苦しさを軽減できます。寒い季節には銀面を上に向けて使えば、体温を反射して保温効果が高まります。
Q:銀マットの厚みにはどんな種類があるの?
A:主に次の3タイプがあります。
-
2〜5mm:とても軽く、コンパクト。レジャーシート代わりに◎。ただしクッション性は控えめ。
-
8mm前後:断熱性とクッション性のバランスが良く、春〜秋におすすめ。重ね使いすれば冬も対応可。
-
10〜15mm以上(極厚):冬や硬い地面でも快適。厚みがあるぶん、重くてかさばります。
Q:8mmの銀マットってどんな感じ?
A:8mmタイプは、軽量で折りたたみしやすく、春から秋のキャンプにはぴったりです。ただし、地面がゴツゴツしていると底つき感があることも。その場合は2枚重ねると快適になります。
Q:15mmの極厚銀マットはどう?
A:15mmの銀マットは、寒さや地面の凹凸を気にせず寝られる快適派向け。冬キャンプや砂利地でもしっかり体を守ってくれます。ただし重さや収納サイズが大きいのが難点です。
Q:銀マットの正しい敷き方は?
A:季節によって銀色の面の向きを変えるのがポイントです。
-
寒い時期:銀色を上にして体温を反射。
-
暑い時期:銀色を下にして地熱を遮断。
さらに「グランドシート → 銀マット → ラグ」の順に敷くと、より快適に過ごせます。
Q:どの厚みを選べばいいの?
A:キャンプスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
-
軽量・コンパクト重視のソロキャンプ:8mmを1〜2枚。
-
車移動のファミリーキャンプ:15mm以上の極厚タイプ。
-
季節問わず使いたい方:8mmを2枚持っておくと便利です。
Q:銀マットってコスパはどう?
A:非常にコスパが高いアイテムです。価格が安く、ホームセンターや通販で手軽に購入でき、破れても気軽に買い替え可能。「お金はかけたくないけど、寝心地や寒さ対策は妥協したくない」人にぴったりです。
Q:銀マットは洗えますか?
A:銀マットは基本的に水拭きや中性洗剤での軽い拭き取りが可能です。ただし、ゴシゴシこするとアルミ加工が剥がれてしまう恐れがあるため、やさしく扱うようにしましょう。汚れた場合は乾いた布やウェットティッシュで拭く程度に留めるのがおすすめです。
Q:銀マットはどのくらいの耐久性がありますか?
A:使用頻度や取り扱い方にもよりますが、銀マットは比較的耐久性があります。数回のキャンプで破れることは少ないですが、折り目が劣化してひび割れたり、銀面がはがれることもあります。1〜2シーズンで買い替えるユーザーも多いです。
Q:銀マットを切ってサイズ調整できますか?
A:はい、カッターやハサミで簡単にカットできます。お好みのサイズに調整して、テント内のスペースや使い方に合わせてアレンジ可能です。切り口が気になる場合は、ガムテープや布テープで処理すると安全です。
Q:銀マットの下にさらに敷いた方が良いものはありますか?
A:地面からの湿気を防ぐために、グランドシートやブルーシートを先に敷くのがおすすめです。これにより、銀マットの汚れ防止や断熱効果の向上が期待できます。また、上にラグやインナーシートを重ねるとより快適です。
Q:風が強い日でも銀マットは使えますか?
A:銀マットは非常に軽いため、風の強い日には飛ばされやすいです。テント内で使用するか、重りを置く・テープで固定する・マットの上に寝具を置くなどして工夫すると安心です。
Q:銀マットはどこで買うのが安い?
A:ホームセンターや100円ショップ、ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!)などで購入できます。特にネット通販は種類が豊富でレビューも参考になるため、じっくり選びたい方におすすめです。セール時期を狙うとよりお得です。
Q:銀マットの裏表ってどうやって見分けるの?
A:一般的に、**銀色になっている面がアルミ蒸着加工された面(反射面)**です。反射面がツヤっとしており、もう片面は発泡素材そのままの質感であることが多いです。使用時は季節に応じてこの銀面の上下を調整してください。
Q:小さく折りたたんで収納できますか?
A:8mm以下の厚みなら折りたたみタイプもあり、比較的コンパクトに収納可能です。15mm以上の極厚タイプは折りたたみではなくロール式が主流で、収納時はかさばります。収納サイズも選ぶ際のポイントになります。
Q:銀マットはテント内の結露にも効果がありますか?
A:直接的に結露を防ぐわけではありませんが、地面との温度差を減らすことで結露の発生を抑える効果はあります。また、テント内が冷えすぎるのを防ぐため、結露対策の一環として使うのもおすすめです。
Q:銀マットだけで寝るのは寒くない?
A:気温や地面の状態によりますが、冬場や寒冷地では銀マット1枚だけでは寒さを感じることがあります。その場合は2枚重ねたり、上に寝袋+ラグや毛布などを追加して保温性を高めると効果的です。
| 厚さ | 特徴 | 適した環境 | 注意点・使用例 |
|---|---|---|---|
| 2mm〜5mm | 軽量で持ち運びが容易 | 夏場や温暖な気候での使用 | 断熱性やクッション性が低く、地面の冷たさや凹凸を感じやすい |
| 8mm | 断熱性とクッション性のバランスが良い | 春〜秋のキャンプや芝生サイト | 2枚重ねで冬も対応可能。軽量・折りたたみやすい |
| 15mm以上(極厚) | 高い断熱性・クッション性。地面の硬さを感じにくい | 冬キャンプや砂利・土など硬い地面 | 重く、収納時にかさばるが、寝るときのマットが不要になるほど快適 |
