
冬になると、活躍するのが石油ストーブ。
中でも、冬のアウトドアや防災用暖房器具として人気が高いのが対流式石油ストーブ。
レインボーストーブやフジカハイペット、アルパカストーブ、パセコストーブなどはSNSでもよく見かけます。
実際に使ってみると…
「あれ?近くにいても思ったほど暖かくない」
と感じたことはありませんか?
それは、対流式ストーブの構造によるもので、熱が上方向に広がるため、前方に集中的な暖かさが届きにくいからです。
そこで活躍するのが、ストーブ用反射板(リフレクター)です。
反射板を付けることで、後方に逃げていた熱を正面に集め、輻射熱によって近くでもしっかりと暖かくなります。
背面や側面の熱をカットできるので、壁際やテント端に安全に設置できるというメリットもあります。
本記事では、実際に反射板付きストーブを使った体験をもとに
✅反射板の効果
✅自作と専用品の違い
✅人気ストーブ別の反射板事情
を詳しく解説します。
「反射板って本当に必要?」と思っている方も、読み終える頃にはきっと試してみたくなるはずです。
- 人気ストーブ【フジカ・アルパカ・パセコ】
- フジカハイペット 〜反射板付きモデルで近距離もポカポカ〜
- アルパカストーブ 〜海外製でも安心の安全性能〜
- パセコストーブ 〜コスパ最強の冬キャンプストーブ〜
- 対流式と反射式の違いを知っておこう
- 対流式ストーブの弱点「前方の暖かさが弱い」
- 反射板を付けるとどう変わる?
- 反射板のメリット
- 反射板のデメリットも知っておこう
- 自作と専用品、どっちがいい?
- まとめ


参考リンク
画像出典
人気ストーブ【フジカ・アルパカ・パセコ】
「キャンプで人気の高い3つの石油ストーブについて、反射板の有無や特徴、安全性までまとめてご紹介します」
どれも実際に使っている人が多く、SNSや口コミでも評判の高いモデルばかり。

フジカハイペット 〜反射板付きモデルで近距離もポカポカ〜
「フジカハイペットは、数あるキャンプ用ストーブの中でも反射板付きモデルが選べる珍しいタイプ」
反射板付きモデルを選べば、近距離でもしっかり暖かさを感じられます。

関連リンク
📌燃焼時間
✅3.6Lのタンクで約10〜12時間連続使用
📌耐久性
✅高度3000mでも燃焼テスト済み。厳しい環境でも安定して使えます。
📌販売実績
✅日本はもちろん、中国・韓国・アメリカ・ヨルダン・ブラジルなどでも商標登録&販売。
📌安全性
✅倒れても灯油が漏れにくい特殊タンク構造+自動消火装置を搭載。火災リスクを軽減。
📌燃焼品質
✅特別設計の燃焼筒により、点火・消火時の炎の乱れや黒い煤の発生を抑制。

「私も実際に使っていますが、日本製の安心感と耐久性の高さは抜群」
冬キャンプでも室内でも、反射板付きの暖かさは一度味わうと手放せません。

✅暖房出力:2.5kw
✅タンク容量:3.6L
✅連続燃焼時間:10時間
✅サイズ:
高さ432×幅310×奥行310mm
「フジカハイペットの口コミと評判は、下記のような感じ」

アルパカストーブ 〜海外製でも安心の安全性能〜
「アルパカストーブは、海外メーカーでありながら日本のPSC法に適合し、さらにJHIA(日本燃焼機器検査協会)の厳しい安全試験もすべてクリア」
屋内でも安心して使える安全性を誇ります。

📌安全性能
✅地震や衝撃で瞬時に火を消す「対震自動消火装置」搭載。JIS規格にも適合。
📌暖房能力
✅3.0kwの高出力で、冬キャンプでも十分暖かい。
📌使い勝手
✅キャンプだけでなく室内暖房としても活躍。
「反射板は、自作する人もいますが、アルパカ専用反射板がAmazonなどで販売されています」
専用品はサイズがぴったりで見た目もスッキリ。取り付けも簡単なので、安全性とデザイン性の両立を求めるなら専用を選ぶのが正解。
価格も手頃なので、最初から揃えておくと快適さが格段にアップします。
口コミと評判は、下記のような感じ。

パセコストーブ 〜コスパ最強の冬キャンプストーブ〜
「パセコストーブは、1万円台で購入できる手軽さと、3.0kwの高い暖房出力で、冬キャンプ初心者からベテランまで幅広く支持されています」
「とりあえずキャンプで石油ストーブを試したい」という方にぴったりの一台。

📌価格
✅1万円台〜とコスパ抜群。
📌暖房能力
✅3.0kwで冬の屋外でもしっかり暖まる。
📌人気度
✅キャンプ用ストーブの売れ筋ランキングで常に上位。
「反射板は自作する方もいますが、やはり専用品の方が見た目も良く、取り付け・取り外しもラクです」
Amazonで専用反射板が販売されているので、セットで揃えると快適性が一気に向上します。
口コミと評判は、下記のような感じ。

対流式と反射式の違いを知っておこう
「石油ストーブには大きく分けて、対流式と反射式の2種類があります」

📌対流式ストーブ
✅熱した空気を上昇させて対流を起こし、部屋全体を効率よく暖めるタイプ。
✅360度どこからでも暖かさが広がるため、キャンプや広い部屋での使用にぴったり。
💡例:レインボーストーブ、フジカハイペット、パセコストーブ、アルパカストーブなど。
📌反射式ストーブ
✅背面に反射板が標準装備されており、前方向に集中的に熱を届けます。
✅近くに座って暖まりたい場合や、部屋の一部を重点的に暖めたいときに向いています。
「対流式は、部屋全体をじんわり暖めることが得意ですが、構造上前面から直接的な暖かさを感じにくいため、近距離での暖かさを求める人にとっては物足りなく感じることもあります」

対流式ストーブの弱点「前方の暖かさが弱い」
「我が家では、レインボーストーブ、フジカハイペット、コロナ対流型石油ストーブを使っています」
その中でもレインボーストーブは、見た目がおしゃれで、燃費も良くお気に入りなのですが…
「近くに寄ってもあまり暖かくない」という弱点があります。

「これは、対流式の構造上の特性で、温まった空気は真上に上昇し、そこから部屋全体に広がるため、前面に集中して熱が届かないから」
そのため、真冬のキャンプや寒い部屋で「もっと直接的に暖まりたい!」という時に、物足りなさを感じてしまうことがあります。

反射板を付けるとどう変わる?
「反射板をストーブの背面に設置すると、後方へ逃げていた熱が反射され、前方向へ集中的に放射されます」
このとき発生するのが、輻射熱(ふくしゃねつ)。
輻射熱は、温まった空気ではなく熱そのものがじんわりと前方向へ届くため、手をかざしただけでポカポカ感を感じられるようになります。

📌実際の体感
💡我が家のフジカハイペットは反射板付きモデルなのですが、これが本当に暖かい。
💡反射板なしのレインボーストーブと比べると、近距離での暖かさが2倍以上に感じます。
💡冬キャンプの朝、ストーブ前に座ってコーヒーを飲むときは、この輻射熱がとてもありがたい存在。
反射板のメリット
「反射板を付けることで得られるメリットは意外と多くあります」

📌前方の暖かさが倍増
✅輻射熱のおかげで、近くにいるとしっかり暖まります。
📌背面や側面が熱くなりにくい
✅壁やテントの端に近づけても安心。スペースを有効活用できます。
📌テントや部屋のレイアウトが自由に
✅背面の熱をカットできるため、ストーブを端に寄せて置くことが可能。キャンプ時は、居住スペースを広く取れます。
📌燃費効率の向上
✅前方への熱集中で、体感温度が上がり、燃料消費を抑えられる場合があります。
反射板のデメリットも知っておこう
「便利な反射板ですが、使うときにはいくつか注意点やデメリットもあります」

📌重量が増える
✅本体に取り付けるとストーブ全体がやや重くなります。移動の際には持ちにくくなることもあるので注意が必要です。
📌価格が高め
✅専用品は安全性や耐久性に優れていますが、その分コストもかかります。最初の導入費用を抑えたい人には少し負担に感じるかもしれません。
📌取り付けに相性がある
✅ストーブの種類によっては専用の反射板が販売されておらず、自作で工夫する必要が出てきます。その場合、安全性に十分配慮しないと逆にリスクになることも。
自作と専用品、どっちがいい?
「キャンパーの中には、焚き火用リフレクターやアルミ板を利用して自作する人もいます」
実際に使ってみると、専用品の方が優れています。

✅専用品はサイズがぴったりで、見た目もスッキリ
✅取り付け・取り外しが簡単
✅安全性の基準を満たしている場合が多い
✅耐久性が高く、長期間使用できる
「自作はコストを抑えられますが、サイズが合わなかったり、設置が不安定だと危険」
特にテント内で使用する場合は、安全性を第一に考えて専用品を選ぶのがおすすめです。

まとめ

ストーブ反射板は、壁や家具への熱ダメージを防ぎつつ、部屋全体への暖房効率を高めてくれる便利アイテム。
とくに寒さの厳しい冬や、ストーブを壁際に置く家庭では、その効果をしっかり感じられます。
専用品は耐熱性や安全性が高く、長く使える安心感があります。
自作すればコストを抑えつつ、サイズや形状を自由に調整できるのが魅力。
ただし、自作の場合は耐熱素材の選び方や設置の安全性に十分注意しましょう。
最終的には、安全性と効率を重視するなら専用品、自分で工夫して安く済ませたいなら自作がおすすめです。
いずれにしても、正しく設置すれば暖房効果をアップし、省エネにもつながります。
ストーブの暖かさをもっと活かしたい方は、この冬、反射板の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
以上、「【アルパカとパセコ対応】石油ストーブの反射板は効果ある?自作と専用」でした。
Q. アルパカストーブに反射板は必要ですか?
A. アルパカストーブは360度に熱が広がる対流式なので、前面で暖かさを感じにくいことがあります。専用の反射板を取り付けることで、熱を前に集めて効率よく暖まることができるため、冬キャンプでは特におすすめです。
Q. パセコストーブに反射板を付けるメリットは?
A. パセコストーブは高出力で暖房力がありますが、反射板を付けることで前方に輻射熱を集中させ、近距離でもポカポカ感を得やすくなります。テントのレイアウトも自由になり、安全性も高まります。
Q. ストーブ反射板は自作と専用どちらがいいですか?
A. 自作はコストを抑えられますが、安全性や耐久性に不安が残ります。専用品はサイズがぴったりで見た目もスッキリし、耐熱性や安全性も考慮されているので安心して使えます。テント内での使用なら専用反射板がおすすめです。
Q. フジカハイペットには反射板が標準で付いていますか?
A. フジカハイペットには反射板付きモデルがあり、近距離でもしっかり暖かさを感じられるのが特徴です。反射板あり・なしを選べる珍しいストーブです。
Q. アルパカストーブ専用の反射板はどこで買えますか?
A. アルパカストーブ専用の反射板はAmazonや楽天などで販売されています。サイズがぴったりで取り付けも簡単なため、自作よりも快適に使えます。
Q. パセコストーブの反射板はキャンプで役立ちますか?
A. はい。冬キャンプでパセコストーブを使うとき、反射板があると自分のいる方向だけ効率的に暖められるため、燃費の節約や設置場所の自由度が高まります。
Q. ストーブ反射板を使うと燃費は良くなりますか?
A. 反射板で熱を正面に集めることで体感温度が上がり、ストーブの燃料消費を抑えられる場合があります。特にアルパカやパセコのような対流式ストーブでは効果を感じやすいです。
Q. 自作のストーブ反射板は危険ですか?
A. 素材やサイズが合っていれば問題ありませんが、不安定な設置や耐熱性の低い素材を使うと火災のリスクがあります。特にテント内で使う場合は安全性を最優先に考えましょう。
Q. 反射板のデメリットはありますか?
A. デメリットとしては重量が増えること、専用品の価格がやや高いこと、そしてストーブの種類によっては専用反射板がない場合があることです。
Q. アルパカとパセコの反射板に違いはありますか?
A. どちらも前方に熱を集める効果は同じですが、サイズや取り付け方法が異なります。それぞれ専用設計の反射板を選ぶのが安心です。
Q. 冬キャンプでストーブ反射板は本当に必要ですか?
A. 真冬のキャンプで対流式ストーブを使うと「近くにいても暖かくない」と感じやすいですが、反射板を使うことで体感が大きく変わります。寒冷地でのキャンプやテント内での使用では特に有効です。
Q. レインボーストーブにも反射板を付けられますか?
A. レインボーストーブは反射板が標準で付属していませんが、自作や市販のリフレクターを利用すれば設置可能です。ただしサイズや安全性を必ず確認して使いましょう。
| ストーブ名 | 特徴 | 暖房出力 | タンク容量 | 燃焼時間 | 安全性 | 価格目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| フジカハイペット | 反射板付きモデルあり。近距離でも暖かい。日本製で耐久性抜群。 | 2.5kw | 3.6L | 約10〜12時間 | 倒れても灯油が漏れにくい特殊タンク+自動消火装置 | 約4〜5万円 |
| アルパカストーブ | 海外製だが日本のPSC法&JHIA試験クリア。専用反射板あり。 | 3.0kw | 約3.7L前後 | 約10時間前後 | 対震自動消火装置搭載。JIS規格適合。 | 約2〜3万円 |
| パセコストーブ | コスパ最強モデル。初心者にも人気。専用反射板あり。 | 3.0kw | 約5L前後 | 約12時間前後 | 専用品の反射板を使えば安全性もアップ | 約1〜2万円 |
